おことわり

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大志田駅へは今でも田舎に帰った際に行くことがありますが、雰囲気は2004年当時とまったく変わりがありません。変わったことは走る列車がキハ52ではなくキハ110となったことくらいでしょうか。冷房も付いておらず、うるさくて遅いキハ52は好きではありませんでしたが、いざキハ110に変わってしまうと味気無いというかつまらないというか、昔のキハ52が懐しくなり、自分の勝手さに笑ってしまいます。

作成・更新日

  • 2004/09/06作成

大志田駅へ行こう。について

JR山田線の大志田駅、さらにその先への道中です。

はじめに

岩手に帰ってきたものの、ものすごく暇でしょうがありません。友達少ないし。 よく考えてみれば、カブがあるんだから、どこかに行かなくてはもったいない!

せっかくなので、近くの上米内駅から宮古方面に行ってみました。

JR上米内駅

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JR山田線の上米内駅です。屋根が空より青いです。 せっかくなら列車の旅としゃれ込みたいところですが、いかんせん本数が少ないです。 ぐっとこらえて、カブちゃんで参りましょう。

JR大志田駅

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とことこ走ること約20分。JR山田線の大志田駅に到着です。 付近に民家がありますが、人が住んでいるかどうかは不明です。 部落も見当たりませんし、思わず「なしてこんなとこさ駅があるんだえん?」と考え込みました。

1日3本

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待合室にある時刻表を見ると、上下合わせて1日3本しか列車がありません。 この駅、いらないじゃん。

昔スイッチバック

この駅、昔はスイッチバックだったとか。 いや、そもそもスイッチバックって何ですか?

未舗装路

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大志田駅から上米内駅へ戻っても良かったのですが、 せっかくなので浅岸駅へ向かうことにしました。

ところが、大志田駅から先は道路が舗装されていません。 おっかなびっくり進んでいきますが、完全に山の中。 聞こえるのは川のせせらぎ、鳥と蝉の鳴き声くらい。 見たことの無い綺麗な蝶まで出現する始末。怖いよー。 嫌いだったはずの人工物が恋しくなります。 コンクリートの壁を発見して、「わーい、人工人工!!」とはしゃいでも、 苔が生えていて自然に溶け込んでいます。

都会生まれ都会育ちの方は、「自然がいっぱいなのに、なんで怖がるの?」とお思いになるかもしれません。 理由は簡単、熊です。まだ8月とはいえ、いつどこから奴が出てくるか分かりません。 もしここでカブちゃんがご機嫌斜めになっちゃうと、 徒歩で浅岸か大志田の駅を目指すことになります。 危険ですって。いや、ほんとに。

魅惑の米内川源流

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大志田駅から約20分。ようやく舗装された道路が現れました。 良かった良かった。

舗装路を少し行くと、道標がありました。それを見ると、

  • 米内川源流地域、御大堂峠を経て櫃取(岩泉町)へ至る。
  • 中津川支流、芦ヶ沢を経て、中津川上流に至る。(約2.6km)-大志田・中津川コース-
  • JR山田線「おおしだ駅」へ至る。(約6.9km)-大志田・中津川コース-

と、道路が3つに分かれています。

私は米内川の近くで育ちました。ここまで来たら、米内川の源流を見たいものです。 早速、御大堂峠方面へ進み始めました。が、間もなく 「この先危険につき車両による通行はできません。盛岡市」という看板が出現。

車両による通行はできないようです。裏を返せば、歩行者による通行はできるようです。 昔々、教習所で 「二輪車はエンジンを止めて押せば、歩行者扱いになる。」と習ったことを思い出しました。 うん、問題無い。

でも、すぐ奴(=熊)に対する不安が頭をよぎりました。今の自分は熊に勝てるか?いや勝てない。

退散。

JR浅岸駅

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浅岸駅までやってまいりました。

あまり大志田駅と変わりませんが、駅から少し行ったところに部落がありました。 自動車も止まっていたので、人は住んでいる模様。 安堵のあまり号泣してしまいました(脳内で)。

1日5本

何と、1日に上下合わせて5本も列車が停車します。 すごい!大志田駅とは比較になりません。

やっぱり昔スイッチバック

スイッチバックって、坂を登れないからあったらしいです。 いや、仕組みがよくわからんのですが。

キリストさんの血液

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浅岸駅にある電柱を見ると、「キリストの血は罪を清める 聖書」という、 色使いが怪しい広告がありました。

キリストと言われましても、あたくし困りますわ。 ねえ、宗派が色々ありますでしょ。 「エ○バの証人」とか「統○教会」とか「又吉イ○ス」とかですわね。 あ、又吉さんは違いますか。

耳痛

浅岸駅を出て、次は区界駅へ向かいます。

道はずっと上り坂。耳が痛くなります。 3速なんてとても無理、2速を使ってぐいぐいと上ります。 寒いし雲は近くなってくるし耳は痛いし。

飽きてきた頃、道路が下り坂に。やっと頂上です。

頂上付近で休憩していると、自分が来た方向から車がやってきました。 「この道、通る人がいるんだ~」などと考えていると、 車を運転していたおっちゃんに話し掛けられました。

「この道、どこに行くの?」などとのたまいます。 おいおい、知ってて来たんじゃないのかよ。 「えーっと、106号線に出ると思います。多分。」と、責任を問われないような答え方をしました。

JR区界駅

結局、国道106号線に出ました。やっぱりね。

しかし、出てきた道を振り返ると、どう見てもすぐ行き止まりになっていそうに見えます。 まさかこの道が、上米内駅や、果ては岩泉町に通じているなんて誰が思うでしょう。

おもしろい。

さて、区界駅。付近にはコンビニや道の駅があります。 また、少年自然の家というものもあり、盛岡市の小学生はきっとここでキャンプをしたはずです。 何も無いんですけどね。

やる気村へGo

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道の駅で一服した後、国道106号線-県道36号線-市道(?)と走り、綱取ダムを経由し、やる気村へ。 んがっ、定休日。定休日ってあんた。やる気が全く感じられません。 やる気で365日24時間営業してほしいものです。

岩手県特別区

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ふと足元を見ると、「岩手県特別区やる気村自然植物園」なる板きれが立てかけてありました。 特別区。なんだろう、意味が分かりません。

ゴジララーメン

やる気村と言えばゴジララーメン。ちょっぴり辛いという話は聞いたことがありますが、 食べたことはありません。食べたかったのに。

猫捨て場

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「猫を捨てないでください」といった趣旨の張り紙を発見。 やる気でなんとかしてほしいものですが、そうもいかないのでしょう。

張り紙には「責任を持って最後まで飼ってあげて下さい。」と書いてありましたが、 もうちょっと強めに、 「責任を持って保健所へ渡してください。」の方が良いのではないでしょうか。 生き物を飼うということは、死まで責任を持つことだと思うのです。

もちろん、飼える環境にあるのならば、保健所ではなく最期まで飼うべきですが。

JR山岸駅

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何だかんだと山岸駅まで参りました。 住宅街の中にある駅なので、利用率は高いです。

1日12本

上米内発着の列車があり、かつ、盛岡から上米内までの各駅は快速停車駅なので、 なんとなんと1日に12本も列車が停車します。 大志田駅と同じ路線とは思えません。

JR上盛岡駅

2004_02_12

山岸まで来たら、上盛岡まで行っちゃえー、ということでやって参りました上盛岡駅。

この上盛岡駅、近くに岩手県立病院があるので、通院する方がよく使う駅と思われがちですが、 病院に行くには遠くにある踏切を渡らなければならないので、意外と利用する人は少ないらしいです。 昔は警報機も遮断機も無い踏み切りが、駅近くにあったはずなんですけどねえ。 駅舎を建て替えたときに潰したのかもしれません。

さあ帰ろう、と支度を始めると、踏み切りが鳴り出しました。 線路を見ると、1両編成のディーゼル車がゆっくりと宮古方面へ走っていきました。

おわりに

上米内から浅岸の道は、非常におもしろいです。 真夏だと言うのに半袖では寒いくらいですし、綺麗な蝶はいますし、 舗装されていない道はありますし。散歩がてら走るには最適でしょう。

また行きたいなあ。今度は、ぜひ米内川源流を見てみたい。

1 comment on “大志田駅へ行こう。”

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