おことわり

このページは昔公開していたページの誤字等を修正の上で、改めて公開するものです。そのため記載内容が古く、現在にはそぐわないものもあるかもしれません。ご承知置きください。

富士山へ行ったときの記憶ははっきりと残っています。朝日をあれほど美しいと思ったことは生まれて初めてで、そして未だにあのときより美しい朝日を見たことがありません。富士山から眺める朝日は、今でも人に、特に新婚の人におすすめしています。何と表現すれば良いか。自然と手を繋ぎたくなると思いますよ。

あの朝日を共に見れば絆が深まること請け合いです。ぜひ現地へ赴きご覧になってください。

本文に速度が出ない旨書いてありますが、これについて少し補足します。カブ90はガソリンと空気(酸素)を混合するためにキャブレターという部品を使っています。標高の高いところは酸素が薄くなるためガソリンと空気の比率が変わる結果、エンジンの出力低下を招きます。いくらガソリンでも酸素が無ければ燃えません。

最近はインジェクションという部品が用いられ、コンピュータが最適なガソリンの量を決定するため、このような問題は起こりにくくなっています。最新のスーパーカブもインジェクションが採用されています。

作成・更新日

  • 2004/11/19作成
  • 2004/11/20更新

カブで富士山に行こうについて

2004年11月13日に、カブで富士山へ行った記録です。

はじめに

日本人の心の山、それは富士山。

私は生粋の日本人。 「日本人という人種に生粋も糞もあるか」という指摘は却下。

日本人である以上、死ぬ前に富士山へ行きたい、いや、行かなければなりません。

人間なんていつ死ぬかわかりません。 見るなら早めの方がいい、ということで、富士山へ行こうと思い付いた翌日に、実際に行ってみました。

出発

午前1時、起床。 起床というか、ほとんど寝ていません。

眠い目をこすりながら出発。

入口

2004_08_01

環状7号線、国道246号線をさくさくっと走り、県道23号線との交差点までやってきました。

目指すは富士山新五合目。 さて、非力なカブでどこまで登れるのでしょうか。

登る

ひたすら登ります。

笑ってしまうのは最高速度。 登れば登るほど、最高速度が下がります。 はじめは60km/hくらい出ていたのが、50km/h、40km/h。 しまいには、3速で失速。 2速でひっぱって3速にして、失速して、また2速にしてひっぱって・・・ということを繰り返しました。

2速と3速の中間が欲しい、切にそう思いました。

3どしー

2004_08_02

道の途中、現在の気温を表示するパネルがありました。

その表示を見ると、摂氏3度。 東京の人にとっては寒いでしょうが、何を隠そう私は岩手県出身。 ご存知の通り、岩手県は本州のチベットなんて揶揄されます。

プラス3度なんて、屁みたいなもんです。

明るくなってきた

2004_08_03

間もなく到着というところで、気が抜けました。 カブを路肩に止めて、空を見ると星空がきれい。 そして、東の方向が明るくなっています。 夜明けも近そう。

さらに、下界を見下ろすと、どこかの街の夜景が素晴らしい。 上を見れば星空、東の方向を見れば夜明けを感じさせ、下を見れば夜景。 1粒で3度おいしいって感じです。

こんなところまで、よくカブで来れたなあ。

新富士山五合目

到着しました。

意外と車が止まっていてびっくり。 さらに、その車の中は・・・、カップルやら仲間同士来たような人やら家族連れやら、そんな人達ばかり!!!

俺みたいカブに乗って来た人なんて誰一人としていない。 というか、バイクの人がいませんし、そもそも一人きりの人がいない。 必ず連れがいます。

みんな幸せそうだなあ。 何で俺、一人でこんな所にいるんだろ。

ちくしょう、お前らみんな青木ヶ原樹海に迷いこんでしまえ。

朝日

2004_08_04

しばらく待っていると、日が昇りはじめました。

それを見ていたら、泣きそうになりました。 泣けますよ、あれは。

一度は見るべきです。 できることならば、大切な人と共に。

一人きりの人がいなかったのは、こういうことか。 自分だけではなく、誰かに見せたくなるもんな。 お前ら青木ヶ原樹海に行かなくてよし!!

朝霧高原

国道139号線を走り、甲府へ向かいます。

途中、道の駅で休憩。

この朝霧高原、さすが高原というだけあり、まったく速度が出ません。 途中、標高800mという看板があったので、やむを得ないでしょう。

いつもなら車の流れになんなく乗れますが、朝霧高原では、がんばっても最高速度は55km/hが限界。 車に抜かれる恐さを嫌というほど味わいました。

スレスレで抜かなくてもいいじゃないか。

上九一色村

そうこうしているうちに、山梨県へ突入。 しかも、上九一色村。

某テロ集団のアジトの跡地を見てみたい気もしましたが、そんなことをしても無意味なので、あっさり上九一色村は通過。

甲府

2004_08_05

やってまいりました、甲府市。

甲府と言えば、信玄餅にほうとう、果物もいろいろありそう。 家族思いのやさしい私は、実家に信玄餅を送りつけてやりました。 我ながらえらいなあ。

自分はというと、ほうとうという材料費が安そうな食べ物に900円も払う気がせず、マクドナルドでビッグマックセットを食べました。 さすが甲府、ビッグマックとポテトの味が、都内のマクドナルドとは一味も二味も・・・同じでした。

だってー、ほうとうなんて、原料小麦粉じゃん。 900円は高いって。 岩手県の人限定の例えになるけど、ひっつみを900円で売っているようなものです。 900円ありゃ、一人分どころか、一鍋分のひっつみが作れますよねえ。

何のために甲府まで行ったんだろう。

自動改札導入

2004_08_06

甲府駅では、2004年10月に自動改札機が導入されたそうです。 でかでかと横断幕が掲げられていました。

年寄りには迷惑な話だろうな。

甲州街道

国道20号線を走り、東京へ向かいます。

途中、日章旗を掲げ、「自衛官募集」という看板を立てたほうとう屋がありました。 防衛庁が運営しているほうとう屋でしょうか(んな馬鹿な)。

きっと、元自衛官が脱サラ(?)して始めたほうとう屋って所でしょう。 入ってみようかと思いましたが、「我が日本國に於ける、若人の愛國心というものはだね・・・」等と、ありがたいお話を聞かされたら困っちゃうので、通過。

や、私は左寄りの人間ではありませんよ。 勘違いなさらぬよう。

陣馬街道

国道20号線の通行量の多さに辟易し、県道521号線を通りました。

途中、和田峠という峠を越え、八王子まで出ました。 が、驚いたのは、道の狭さと勾配。 神奈川と東京にまたがる道路ですが、あんな道路があるとは思いませんでした。 「凍結時通行止め」とか書いてありますし。

自転車(ママチャリじゃないぞ)に乗った人が多かったのも、印象に残りました。 和田峠は、自転車乗りに有名なのでしょうか。

帰還

八王子からは、どうにかして練馬まで帰ろうとしましたが、走っているうちになぜか所沢まで行きました。

所沢は私の天敵。 必ず迷います。 今回もご多分に洩れず、迷いました。

それでも、どうにか家まで帰り着くことができました。いずれ、所沢をとことん走り回ってみよう。

おわりに

富士山から見る朝日は最高です。 ぜひ一度、足をお運びください。 きっと満足するはず。

ああ、カブで行くのはおすすめできません。 疲れます。 車や大きなバイクで行きましょう。

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